バルセロナ、新戦力レバンドフスキの活躍でバイエルンに追加料金が発生…残り7得点で2.2億円の支払いへ
今季すでに18ゴールを獲得
スペイン1部の名門FCバルセロナは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ敗退したものの、リーグ戦ではレアル・マドリードと首位争いを演じている。その原動力は今季加入のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキだが、年間ゴール数に応じて“追加料金”が発生するとドイツのスポーツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
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レバンドフスキは昨季限りでドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンからバルセロナへの移籍を決断。8月で34歳になったストライカーに対して、バルセロナは移籍金4500万ユーロ(約65億円)を投じて4年契約を結び、さらに1年間の延長オプションも付帯しているとされる。
そのレバンドフスキはリーグ戦で13ゴールを決めて得点王レースを独走。CLではグループステージ敗退となったチームにあっても5ゴールを決め、今季公式戦では通算18ゴールに伸ばしている。シャビ監督率いるバルセロナを「戦術レバンドフスキ」と揶揄する声もあるほどだ。
一方で、バイエルンの強化責任者であるハサン・サリハミジッチ氏は、決してレバンドフスキの放出を望んでいたわけではない状況からバルセロナとの移籍交渉のなかでボーナスを設定することに成功したという。それが、年間の公式戦25ゴール達成で125万ユーロ(約2億2000万円)をバイエルンに支払うというものだ。
まだシーズンの本格的な開幕から数か月だが、すでに残り7ゴールで初年度のボーナス達成となる。この契約はレバンドフスキが移籍して最初にバルセロナと結んだ契約の4シーズンで有効なため、バルセロナは最大で500万ユーロ(約7億3000万円)を追加で支払うことになる可能性があるという。
バルセロナにとってレバンドフスキのゴール量産は今季の生命線になっているが、歴戦のストライカーを失ったバイエルンも最終的には複数シーズンにわたる追加収入を得られる契約を盛り込むことに成功していたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)