先制アシストのセビージャ清武をスペイン紙が高評価 チーム最高タイの採点を付ける

データ上で“闘える”ことを証明

 またリーガ公式サイトによると、出場した2戦合計の数値で、清武は計75本のパスを狙い、成功率は77%に及んでいる。また特筆すべきは1対1のデュエルで、11回中7回の成功、うち空中戦は2回とも勝利。清武と言えば先制ゴールに象徴されるように豊富な運動量と確かなテクニックがプレースタイルのイメージがあるが、“闘えるタイプ”でもあることを証明している。

 テクニックと闘争心の両立を求めるホルヘ・サンパオリ監督のスタイルを体現するようなプレーを、今の清武は見せていると言える。セビージャの次戦は現地時間20日のベティス戦となる。中2日とタイトな日程だが、欧州随一の熱狂度を誇ると言われる“アンダルシア・ダービー”で出場機会をつかみ、その能力を見せつけたい。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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