不発のドルトムント香川を「恥」と米メディアが断罪 躍動したライバルは大絶賛

2得点1アシストのカストロが、チームトップタイの高評価

 日本代表MF香川真司所属のドルトムントは、17日にホームでダルムシュタットと対戦。14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のレギア・ワルシャワ戦に続く6-0の大勝で、リーグ戦2勝目を飾った。香川は後半18分から途中出場するも不発に終わった一方、ポジションを争うライバルたちが躍動している。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の採点(10点満点)で、チームトップタイ評価となる9点を獲得したのは4-1-4-1システムの右インサイドハーフで先発した元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロだった。昨季も香川と定位置を争った29歳の万能MFは、ダルムシュタット戦で前半7分の先制ゴールをはじめ、2得点1アシストと躍動。寸評でも絶賛の言葉が並んでいる。

「カストロは前半7分に至近距離からゴールを決めた。正しい時に、正しい場所にいた。このミッドフィールダーは一貫性が欠如する傾向にあったが、ダルムシュタット戦ではBVBで最も良いプレーの一つを見せた。1997年CL決勝のアレッサンドロ・デル・ピエロのように、大胆なバックヒールで78分に4-0のリードを奪った」

 カストロは後半33分に左サイドのMFクリスチャン・プリシッチの折り返しに走り込んで、左足のヒールでゴールに流し込む技ありの一撃を決めた。同局はこのプレーを元イタリア代表のファンタジスタであるデル・ピエロが、ユベントスの一員として臨んだ1996-97シーズンのCL決勝でドルトムント相手に決めた華麗なゴールに例えて絶賛した。

 

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