ELオモニア戦で相手選手と接触して左肩を負傷

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は左肩の脱臼により、10月30日に行われるラ・リーガ第12節ベティス戦は欠場の見込みとなった。スペイン紙「AS」によれば、久保本人は11月3日のUEFAヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦の出場を目指しているという。

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　10月27日のELグループステージ第5節オモニア・ニコシア（キプロス）戦に右ウイングで先発した久保は、立ち上がりから果敢にシュートを放っていったが、前半33分にアクシデントに見舞われる。右サイドのタッチライン際で相手と腕を使って競り合った際に、左肩を痛めて倒れ込んでしまう。しばらく起き上がれない状態が続き、治療を受けて一度はピッチへ戻ったが、ハーフタイムにスペイン人MFパブロ・マリンと交代となった。

「AS」紙などによれば、久保はオモニア戦後にベティス戦の出場に意欲をしてしていたとされるが、イマノル・アルグアシル監督は前日会見で、「タケ（久保）は間に合わない。脱臼している」と状態を明かした。

　レアル・ソシエダは元スペイン代表MFダビド・シルバなど怪我人が相次ぎ、久保を含めるとその数は8人に及ぶ。記事では、「久保は怪我の回復に楽観的だったが、肩の脱臼でベティス戦を欠場。マンチェスター・ユナイテッド戦に間に合うことを望んでいる」と伝えており、11月3日のELユナイテッド戦に出場できるか、注目が集まる。