森保ジャパン、カタールW杯メンバー26人を日本代表OBが予想 大舞台で期待する2人とは?
W杯GLドイツ戦は90分間の中で“受けない時間”を作れるか
今回、グループリーグではW杯優勝の経験を持つドイツ、スペインというトップクラスの国と同居することになりました。客観的に見て、難しいグループに入ったのは間違いありません。ただ、決してネガティブになる必要はなく、決まった対戦相手にどうやって勝てる確率を上げていくかを森保監督は考えているはずです。
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グループの勢力図で見ると、ドイツとスペインが上で、日本とコスタリカがそれを追う形。コスタリカ戦で絶対に勝ち点3が欲しい。もちろん、コスタリカも同じことを考えているわけで、グループリーグ第2戦はものすごく大事になると思います。
ドイツは言うまでもなく強いですが、サッカーなので何が起こるか分からない。10回対戦したらもしかしたら7回は負けるかもしれませんが、3回は勝てるかもしれないなかで、それをなんとか初戦に持っていきたいところです。相手の攻撃を受けてしまうと苦しくなるので、90分間の中でどれだけ受けない時間を作れるか。日本らしい戦い、初のベスト8に行く日本を見てみたい。いちファンとしても、日本代表を応援しています。
[プロフィール]
明神智和(みょうじん・ともかず)/1978年1月24日生まれ、兵庫県出身。柏ユース―柏―ガンバ大阪―名古屋―長野。J1通算497試合26得点、J2通算20試合0得点、J3通算38試合0得点、日本代表通算26試合3得点。シドニー五輪や日韓W杯でも活躍した職人タイプのボランチ。2020年から古巣であるガンバ大阪アカデミーのコーチを務め、日本サッカー界の発展に尽力する。
(FOOTBALL ZONE編集部)