ライバル躍動も無得点のドルトムント香川 「自分も取れたので残念」と悔しさ露わ

ダルムシュタットに6-0大勝、香川は後半途中から出場も不発に終わる

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、17日に行われたホームのダルムシュタット戦で後半18分から途中出場し、3試合ぶりにピッチに立った。チームは公式戦2試合連続で6-0と大勝したが、ライバルが躍動するなかで自身は不発に終わった。「点を取るしかないと思って」と悔しさをにじませている。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 ドルトムントは前半7分にFWアドリアン・ラモスのゴールで幸先良く先制。4-1-4-1システムのインサイドハーフでプレーしたMFラファエル・ゲレイロとMFゴンサロ・カストロが、チームの牽引者となって圧倒的にゲームを支配した。MFカストロが2得点を決め、18日が誕生日で17歳ラストゲームとなったMFクリスチャン・プリシッチが1得点1アシスト。途中出場のMFエムレ・モルとMFセバスチャン・ローデもネットを揺らした。14日のUEFAチャンピオンズリーグ、レギア・ワルシャワ戦に続く6-0のハイスコアでダルムシュタットを撃破した。

 ベンチスタートとなった香川も「良い試合でした。相手がかなり引いてきたので失点はないと思っていましたし、いい形で先制点を取れたので」と試合を振り返っている。

 ゲレイロに代わって香川が投入された時点でチームは3点のリードを奪い、相手も退場者を1人出した状態だった。「相手はもう10人でしたし、点を取るしかないと思って積極的に」という姿勢でピッチに立ったが、思うように体が動かなかった。

 

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