横浜FM、浦和を4-1で撃破 J1リーグ優勝決定は最終節へ持ち越しも首位&勝ち点2差キープ

横浜FMは浦和に快勝も優勝は持ち越し【写真:Getty Images】
横浜FMは浦和に快勝も優勝は持ち越し【写真:Getty Images】

2位の川崎も勝利したため、今節での優勝は決まらず

 横浜F・マリノスは10月29日のJ1リーグ第33節で浦和レッズをホームに迎え撃って4-1の快勝。今節での優勝こそ決まらなかったが、最終節を前に首位を守った。

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 横浜FMは勝利したうえで、別会場で川崎フロンターレがヴィッセル神戸を相手に引き分け以下だと優勝が決まるシチュエーションで試合を迎えた。立ち上がりから浦和は横浜FMに合わせた配置を取りつつFWキャスパー・ユンカーのスピードを前線で生かす策に出たが、個々の局面でことごとく横浜FMが上回って試合を優位に進めた。

 そのなかで前半16分、右45度付近でボールを受けたFW水沼宏太が思い切りよく左足シュートを試みると、ボールはブロックに立ったDFアレクサンダー・ショルツに当たってファーサイドへ。そこに詰めてきたFWエウベルが難なく押し込んで横浜FMが先制に成功した。

 さらに前半37分、横浜FMは右コーナーキック(CK)がファーサイドに流れたとこからボールを落ち着けたエウベルがドリブルで仕掛けると、DF酒井宏樹もかわして右足シュート。GK西川周作が懸命のセーブで弾いたところにFWアンデルソン・ロペスが詰めて2-0の追加点を奪い、ハーフタイムに突入した。

 後半に入ると浦和は配置を変えて戦況の打開を図った。しかし後半12分、中盤に降りてきてボールを受けるFW江坂任にエウベルが強くプレスにいってボールを奪うとそのままドリブル突破。最後は西川との1対1も決めて3-0とリードを広げた。横浜FMはさらに後半20分にも、CKをニアサイドでDFエドゥアルドがつないで、ゴール正面からロペスが頭で押し込んでダメ押しの4点目を奪った。

 浦和は後半22分にMF大久保智明のラストパスに抜け出したユンカーが1点を返すも焼け石に水。横浜FMが4-1で浦和に快勝を収めた。一方で、川崎も神戸を相手に2-1と勝利を収めたためにこの日の優勝決定とはならず。11月5日の最終節に、勝ち点2のリードを持って臨むことが決まった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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