絶好調のレアルMFバルベルデ、加入初年度の苦悩を告白 「劣等感を覚えるほどだった」
今季は公式戦7得点2アシストと活躍
スペイン1部レアル・マドリードのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデは今季、開幕から絶好調で公式戦16試合で7得点2アシストと出色のパフォーマンスを見せている。そんな24歳が、レアル加入1年目に覚えた“劣等感”を振り返った。
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母国ウルグアイの名門ペニャロールで育ったバルベルデは、2016年に名門レアルに引き抜かれた。1年目はBチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャでプレー。17-18シーズンはデポルティーボ・ラ・コルーニャに期限付き移籍し、その後に復帰した。
クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロース、ブラジル代表MFカゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)など中盤にタレントが豊富に揃うなかでも着実に出番を増やし、サイドでの起用にも応えるなどマルチな活躍を見せてきたバルベルデ。昨季はシーズン46試合を通して1ゴールにとどまったが、今季はその課題だった得点力にも磨きがかかった印象で、今やチームに欠かせない存在に。ラ・リーガ第9節FCバルセロナ戦(3-1)や第11節セビージャ戦(3-1)で決めたような右足のミドルシュートは今や彼の代名詞となっている。
スペイン紙「マルカ」によれば、絶好調のバルベルデは衛星放送「DirecTV」のインタビューでこれまでのキャリアについて振り返り、現在が充実している一方で、2016年のレアル加入当初は周りのレベルの高さに圧倒されていたと話したという。
「(レアル加入当初は)緊張して、恥ずかしさも感じていた。場違いなんじゃないかと思うこともあったし、ほかのチームメイトに対して劣等感を覚えるほどだった。自分がここに相応しい選手かどうか分からなかった。でも、ここで多くのことを勝ち取ったことで最後には自分を信じられるようになった。チームの一員になれたと感じたし、実力を証明することもできた」
カタール・ワールドカップ(W杯)でウルグアイ代表としての活躍も期待されるバルベルデはレアルでの活躍で自信を深めているようだ。