肩負傷のソシエダ久保、相棒セルロートとともにベティス戦出場へ スペイン紙言及「ピッチに立つことを目指している」
ELオモニア戦で相手との接触により左肩を負傷
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、先発出場した現地時間10月27日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節オモニア・ニコシア(キプロス)戦で左肩を負傷し、ハーフタイムに途中交代となった。しかし、10月30日のラ・リーガ第12節ベティス戦には、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートとともに出場できる見込みのようだ。スペイン紙「AS」が伝えた。
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右ウイングで先発した久保は、立ち上がりから果敢にシュートを放っていったが、前半33分にアクシデントに見舞われる。右サイドのタッチライン際で相手と腕を使って競り合った際に、左肩を痛めて倒れ込んでしまう。しばらく起き上がれない状態が続き、治療を受けて一度はピッチへ戻ったが、ハーフタイムにスペイン人MFパブロ・マリンと交代となった。
11月にはカタール・ワールドカップ(W杯)開幕を控え、同1日には日本代表のメンバー発表もある大事な時期だけに久保の状況は気にかかるところだ。
「AS」紙は「レアル・ソシエダのデュオが再び攻撃を仕掛ける」と切り出し、久保とセルロートが「コンディションの問題でベティス戦のプレーは不透明だが、ピッチに立つことを目指している」と状況を伝えている。
「久保はオモニア戦でタックルに苦しんだ。肩を痛め、最悪の事態も考えられたが、不幸中の幸いか、ハーフタイムまでプレーを続けられた久保はイマノル(・アルグアシル)監督と話し、日曜日にプレーできることを伝えた。セルロートも体調不良でラ・リーガ第11節バジャドリード戦(0-1)、ELオモニア戦を欠場したが、帰路では体調はかなり回復しており、日曜日のベティス戦には絡める」
バジャドリード戦で公式戦の連勝はストップしたソシエダだが、久保とセルロートがプレーできるとなれば、ベティス戦でも心強い存在となるのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)