鄭大世の現役引退へ惜しむ声続々 SNS上で「テセさん」がトレンド入り「目頭が熱くなった」「寂しい」
クラブから今シーズン限りでの引退を発表
J2のFC町田ゼルビアは10月28日、元北朝鮮代表FW鄭大世が2022シーズンをもって現役を引退すると発表。長年Jリーグで活躍してきたストライカーの引退を惜しむ声が相次ぎ、SNS上では「テセさん」がトレンド入りするなど反響が広がっている。
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現在38歳の鄭大世は2006年から10年まで川崎フロンターレでプレーし、その後はドイツのボーフムやケルン、韓国の水原三星で活躍。15年から清水エスパルスに移籍するも、その年チームはJ2降格。それでも翌年、得点王に輝く活躍で1年でのJ1昇格へと導いた。その後、アルビレックス新潟を経て昨季から町田でプレー。すでに今季のリーグ戦をすべて終え、34試合6ゴールとチームを牽引していたが、28日にクラブから今シーズン限りの現役引退が公表された。
J1リーグ通算181試合65得点、J2でも130試合46得点と各クラブでストライカーとして躍動。北朝鮮代表としても2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)に出場した経験を持つ。
そんな鄭大世の引退が報道されると、SNS上ではファンから「感動をありがとう」「泣けるわ」「マジか」「寂しいな」「目頭が熱くなった」と惜しむ声や感謝のコメントが数多く寄せられ、ツイッター上では「テセさん」がトレンド入りもした。
また、クラブの公式サイトから発表されたコメントについて自身のツイッターで「コメント書くのに一晩かかりました」と明かしており、気持ちのこもった最後のメッセージに「プレーも言葉もとても雄弁」「泣かせる名文!」「文才もすごい」「言葉を持っている選手」と感銘を受けたファンも多かったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)