「1人に絞るのは難しい」 名手イニエスタが「とても好きな監督」と話した外国籍指揮官は?

バルセロナ在籍時のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナ在籍時のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

バルセロナでの時間は「全体的に満足していた」と回想

 J1ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」のインタビューに応じ、古巣のスペイン1部FCバルセロナについて語っている。

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 イニエスタは2018年夏、ロシア・ワールドカップ(W杯)後にスペインの名門バルセロナから神戸に加入した。欧州も含めて大きなニュースとして駆け巡ってから約4年が経ったが、2023年いっぱいで神戸との契約が満了する見込みと伝えられている。その後は引退して、バルセロナになんらかの形で戻る可能性がスペインメディアを中心に報じられている。

 下部組織育ちのイニエスタは、2002年にトップチームでデビューして以来、神戸移籍前はバルセロナ以外でプレーしていない。インタビューで「2018年より前にバルセロナを離れる可能性があったのか」と問われたイニエスタは、「シリアスな話はなかった。あまりプレーできていない時は多少の困惑があったし、我慢する時期もあったけど全体的には満足していた」と、バルセロナ一筋だった2018年までについて話した。

 将来的に監督業も視野に入るイニエスタは、そのトップチームに昇格させてくれたオランダ人指揮官ルイス・ファン・ハール氏を「とても好きな監督」と話す。それでも「ペップ・グアルディオラもルイス・エンリケも(ビセンテ・)デル・ボスケもいるし、1人に絞るのは難しいね」と話した。

 その歴代バルセロナ監督の名前が挙がるなか、現在のチームはバルセロナやスペイン代表で中盤の盟友だったシャビが率いている。イニエスタは「本当に嬉しい。彼は友人だし、素晴らしいキャリアを歩むと思う。彼は準備が整っているし、勉強も積んだ。バルセロナをどう導くべきかを持ち合わせている」と、その活躍に期待と確信を話している。

 イニエスタは引退後にスポーツ・ディレクターへの転身も選択肢として話している。近い将来、監督と強化責任者という形でタッグを組むシャビとイニエスタの姿が見られる日があるのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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