名古屋、敗戦で残留に暗雲 “闘莉王効果”は続かず…G大阪に敗れて忍び寄る降格の足音

前半41分に永井が同点弾を決めるも…

 ビハインドを負った名古屋だったが全く焦りは見られない。前半41分、古林将太がペナルティエリア内にクロスを送ると、シモビッチが粘り強くボールを収めてマイナスのパスを中央へ供給。すると素早く反応した永井が合わせて同点弾を叩き込んだ。

 G大阪は遠藤が前半42分に負傷交代し、名古屋に追い風が吹いたかに思われた。しかし後半20分、右サイドを突破されて中央にクロスを送られると、中央で待ち構える闘莉王の頭上を通され、最後はアデミウソンにゴールを奪われてしまう。

 再び劣勢に立たされた名古屋は後半37分、小川佳純に代えて酒井隆介を最終ラインに投入すると、闘莉王を前線に上げて勝負に打って出る。前線で顔を出した闘莉王だったが、エリア内で勝負する機会がなかなか訪れない。逆に守備が手薄となり、終盤にダメ押し弾を食らって敗戦。名古屋は勝ち点を積み上げられず、闘莉王のホーム復帰戦を勝利で飾れなかった。

 

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