独代表DFフンメルス、ハーランド封じでW杯行きへアピール 英称賛「いかに優れた選手か思い出させた」
CLマンC戦でゴール量産中のハーランドを抑える
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが熟練のパフォーマンスでマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを封じ込め、称賛を浴びている。日本と対戦するカタール・ワールドカップ(W杯)のドイツ代表メンバー入りに向けて猛烈なアピールを続けている。
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現在33歳のフンメルスは昨年のEURO(欧州選手権)2020でおよそ2年半ぶりに代表復帰を果たしたが、大会後に就任したハンジ・フリック監督の下では招集外となっている。しかし、10月25日にドイツメディアで明かされたカタールW杯に向けたドイツ代表の予備登録メンバー44名の中には含まれているという。
今季は所属のドルトムントでも好調で、同胞のニクラス・ズーレやニコ・シュロッターベックとともに堅守を築いている。その守備は欧州最高峰の舞台でも十分通用しており、現地時間10月26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節マンチェスター・シティ戦ではゴール量産中の元同僚ハーランドを封じ込めたとして絶賛されている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「フンメルスがハーランドに上級クラスの授業を行う」とフンメルスの活躍を特筆。「ハーランドが元チームメイトのフンメルスによって完全に沈黙させられていたのは珍しい光景」「ワールドカップに向けて、彼がいかに優れた選手であるかをタイムリーに思い出させた」と賛辞を並べた。
今最も勢いに乗る若手FWを抑え込んだフンメルス。この調子の良さと豊富な経験値を踏まえれば、滑り込みでW杯のメンバー入りを果たしても不思議ではないだろう。そうなればグループグループで日本代表の前に立ちはだかる可能性もある。33歳のベテランはカタールのピッチに立つことができるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)