中井くんのレアル下部組織でのプレーは現状可能 補強禁止処分のCASへの上訴が認められる

レアルが声明を発表 「制裁の影響を受ける選手たちもプレーして良い状況に」

 18歳以下の外国籍選手の獲得を巡り、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードはFIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分が下ったが、レアル公式サイトによるとスポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が認められた。これによって、クラブの下部組織に所属する中井卓大くんらのプレーが現状可能になっているとの声明を出した。

 今回の補強禁止処分の発端は、18歳未満の外国籍選手登録に関しての規約違反だった。FIFAは今年1月、両クラブに補強禁止処分を科したものの、両クラブはこれを不服として、今夏の移籍市場では一時的に処分が凍結されていた。しかし今月に入って、FIFA上訴委員会は控訴を却下していた。

 この控訴却下を受けて、レアルはCASへと上訴を申し立てた。クラブの声明文は以下の通りだ。

「スポーツ仲裁裁判所は、レアル・マドリードがFIFAによって下された制裁を上訴したことで、猶予期間に応じた。したがって、この制裁によって影響を受ける未成年の選手たちは、所属するクラブのためにプレーして良い状況となった」

 

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