プレミア最多得点者のシアラー氏、FWにとって「夢の存在」と語る現役パサーとは?

元イングランド代表FWアラン・シアラー氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表FWアラン・シアラー氏【写真:Getty Images】

マンチェスター・シティのチーム力に持論「トップクラスのFWであれば40点に届く」

 イングランド1部ニューカッスルなどで活躍した元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、プレミアリーグで歴代最多となる260得点を挙げた。現在、解説者として活躍するシアラー氏は、マンチェスター・シティに加入した後、ゴールを量産しているノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドとイングランド代表FWハリー・ケインについて語った。英メディア「The Athletic」が報じている。

 今シーズン、マンチェスター・シティに加入したハーランドは、プレミアリーグで11試合に出場して17得点3アシストを記録。チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを含め、12チームの総得点よりも、多くのゴール数を挙げていることになる。

 そんなハーランドを絶賛するシアラー氏だが、昨シーズンにシティが獲得に動いていたケインの移籍が実現していたら、同じようにゴールを重ねていたと予想する。

「あそこ(シティ)は、トップクラスのFWにとって『夢の国』だ。これまでずっと言ってきたが、世界トップクラスのFWがシティにいれば、40得点を挙げる。アーリングのコンディションが整っていれば、それ以上のゴールを挙げることも可能だろう。また、ハリーの記録も、彼が同じようにできることを伝えている」

 そして、トッテナムではケインがチャンスメイクにもかかわることが求められており、得点を奪う働きに専念できていないことを指摘。一方で、センターフォワードにとって「夢のような存在」として、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの名を挙げた。

「走れば、彼は見つけてくれる。ショートパスだろうと、ロングパスだろうと届けてくれるんだ。彼はピッチのどこからでも、ラストパスをボックス内に送ってくれる。10回あれば、9回か9.5回は自分のもとにボールが届く。ハリーのように、アーリングのように、良い動きができれば、チャンスとなり、得点を挙げることができる」

 そして、「れでもハーランドがすごいことには変わりない」というシアラー氏は、「私自身も、あのシティのチームにいれば、そこそこ良い数字を残せる自信があるよ。良いFWであれば、30得点を取るだろう。トップクラスであれば、彼らのように40点に届くか、それを超えるだろう。私もそれくらいは取れたと思う。そして、ハリーも間違いなくね」と、プレミア歴代最多得点者の意地を見せた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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