マルセイユ戦の前半3分、ゴール前へ攻め上がった流れから冷静に先制ゴールマーク

　ドイツ1部フランクフルトは現地時間10月26日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第5節でフランス1部マルセイユと対戦し、2-1で勝利した。日本代表MF鎌田大地がスタメン出場でゴールを決めて勝利に貢献したなか、「WOWOW」公式ツイッターがゴールシーンを公開すると、「この男止められない！」「まさにワールドクラス」「めっちゃゴラッソ」などコメントが寄せられている。

　マルセイユ戦でボランチの一角で出場した鎌田は、前半3分に左サイドを突破したDFエヴァン・エンディカのクロスに反応。ワントラップでペナルティーエリア（PA）内に侵入すると、右足でニアサイドに流し込んで、先制ゴールを奪った。

　しかし同22分に、右サイドからのクロスをMFマテオ・ゲンドゥージが合わせてマルセイユが同点に追い付いた。それでもフランクフルトは、同27分にMFマリオ・ゲッツェのアシストからFWランダル・コロ・ムアニがゴールを決めてすぐさま勝ち越しに成功した。

　試合はこのまま2-1で終了しフランクフルトが勝ち点3を獲得。トッテナム（イングランド）と、日本代表MF守田英正が所属するスポルティング（ポルトガル）が引き分けたため、グループDは最終節をもって決勝トーナメント進出チームが決定する混戦となっている。

　鎌田はCLで2戦連続ゴールとなり、日本人選手として初の偉業を達成。「WOWOW」公式ツイッターがゴールシーンを公開すると、「この男止められない！」「まさにワールドクラス」「めっちゃゴラッソ」「完璧」などの賛辞が上がったほか、ドイツ誌「キッカー」でも「氷のように冷たいフィニッシュ」と、鎌田のゴールに熱視線が注がれていた。