“シャビ対C・ロナウド”の舌戦が過熱! 「バロンドールが公正なら…」と“バルサ派”エトーが参戦

バルサで猛威を振るった“黒い宝石”が、盟友シャビとメッシを称賛

 元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)とレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの舌戦が大きく報じられるなか、かつてアフリカ最高として君臨したストライカーが首を突っ込んできた。元カメルーン代表FWサミュエル・エトー(アンタルヤスポル)がスペインのラジオ局「カデナ・セール」に出演し、「バロンドールが公正ならシャビは5、6回獲得している」など“シャビ&メッシ派”を公言した。

 今回の舌戦は、シャビがバルサの盟友だったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとロナウドについて「比較しているのはマドリードに住んでいる人たちだけ」と発言したことが発端となった。かつての宿敵の司令塔に挑発された形となったCR7は「彼はワールドカップや欧州選手権といったタイトルを獲得したしね。でも彼はバロンドールを獲っていない」と発言してやり返した。

 二人の発言は“クラシコ場外バトル”の様相を呈してきているが、ここに乗じてきたのはかつてレアル、バルサの両クラブに所属した経験のあるエトーだった。エトーはレアル時代に将来のエースとして期待されたもののマジョルカなどを転々とし、04年にバルサへと入団。「黒い宝石」との異名をとった男は、“白い巨人”への怒りを発散するかのように得点を量産し、メッシや元ブラジル代表FWロナウジーニョらと強力3トップを形成した。

 そのエトーに正確なパスを供給してくれたのはシャビだけに、エトーはシャビの肩を持った。

 

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