「この国はすごい」「別世界だ」 元スイス代表Jリーガー、日本に魅了「非常に楽しんでいる」
広島のスイス人FWナシム・ベン・カリファ、来日後の心境を母国メディアに告白
J1サンフレッチェ広島のスイス人FWナッシム・ベン・カリファが母国メディアのインタビューに応じ、今年4月からプレーするJリーグや日本の環境を絶賛。異国の地で過ごす日々を「別世界」と語っている。
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スイス代表として4試合に出場した経験を持つベン・カリファは、チュニジアのエスペランサを退団し、今年4月に広島に加入。リーグ戦ではここまで23試合5ゴールをマークし、第26節のガンバ大阪戦で初のハットトリックを達成するなど、存在感を放っている。
今月22日に行われたルヴァンカップ決勝ではフル出場を果たし、ゴールこそ奪えなかったものの、鋭い動きで攻撃の起点に。チームは1点を先行されながらも、後半アディショナルタイムの2得点で劇的な逆転勝利を飾り、Jリーグ1年目で主要タイトルの獲得を経験した。
そんなベン・カリファがスイス紙「blick」のインタビューに応じ、日本での生活に言及。「別世界だよ。この国はすごい。人を大切にするところ、自然、食べ物。非常に楽しんでいる」と、異国の地で過ごす日々に魅了されたことを明かしている。
記事ではスイスのローザンヌ時代の同僚で、現在は清水エスパルスでプレーする同胞MFベンジャミン・コロリと定期的に会っていることも伝えられ、日本語に関しては「少しは分かるようになりました」とも言い、充実のキャリアを送っていることを強調している。
日本の生活にすっかりと馴染み、外国人助っ人として実力を発揮してきたベン・カリファ。「blick」紙は「元スーパーリーガー(スイス1部リーグ)が極東で幸せを掴んだ」と記しつつ、スイス人アタッカーの現在に脚光を当てていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)