ミランがCLベスト16へ王手 MFトナーリがチーム力に自信「強いのは分かっていた」
MOM選出のトナーリ、CLグループ最終節RBザルツブルク戦に照準
イタリア1部ACミランは現地時間10月25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でディナモ・ザグレブ(クロアチア)と対戦し、4-0で勝利した。この試合で先制ゴールを演出するなど躍動したイタリア代表MFサンドロ・トナーリは「勝つためにプレーしなければならない」と、ベスト16進出が懸かる次節へ標準を合わせている。イタリアメディア「フットボール・イタリア」が伝えている。
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ベスト16進出へ勝ち点3が必要なミランがアウェーに乗り込んだ一戦。前半39分、トナーリのフリーキック(FK)にDFマッテオ・ガッビアがポストに身体をぶつけながらもヘディングで合わせてミランが先制に成功する。
1-0で前半を折り返したミランは、後半4分にポルトガル代表FWラファエル・レオンが左サイドでボールを受けると、ハーフェーライン付近からドリブルを開始。レオンはそのままゴール前までドリブルで持ち運ぶと、右足でゴールネットを揺らし、後半の早い時間帯で追加点を奪取した。
その後、同14分にフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがペナルティーキック(PK)を決めると、同24分には左サイドを突破したレオンのクロスからオウンゴールが生まれて勝負あり。ミランが敵地で勝ち点3を獲得し、グループEの2位に浮上した。
先制ゴールを演出し、UEFA公式のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されたトナーリは、すでに最終節となるRBザルツブルク(オーストリア)との一戦を見据えた。
「自分たちが強いということは分かっていた。ホームでディナモに勝っているし、彼らのことはよく知っている。試合の目的が1つしかないと、なかなかうまくいかないものだが、僕たちは最初の数分から集中していた。この調子で、勝利への決意と欲望を持ち続けなければならない」
ミランは次節のRBザルツブルク(ドイツ)に引き分け以上の結果を収めればベスト16進出が決定。グループ最下位での敗退となった昨季からの挽回に期待が懸かる。