明暗分かれた元C大阪組 清武と乾の“リーガ日本人ダービー対決”実現せず

2試合連続で出番なしの清武。結果を残してレギュラーの座をつかめるか

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣は現地時間17日に行われるリーガ・エスパニョーラ第4節エイバル戦に向けたメンバー18人に入った。一方、エイバルのMF乾貴士は18人のベンチ入りメンバーから漏れて、リーガ初となる“日本人ダービー”実現はならなかった。

 清武は国際Aマッチウィーク明けの先週末のラス・パルマス戦はアジアからスペインへの長距離移動が考慮されてメンバー外となった。続くミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第1節ユベントス戦ではベンチにこそ入ったものの、最後まで出番は巡ってこなかった。

 それだけに今回のエイバル戦は、2試合連続で出番なしとなった悔しさをぶつける機会となりそうだ。敵地で行われる一戦、ホルヘ・サンパオリ監督は中盤では清武のほかにガンソ、パブロ・サラビア、フランコ・バスケスらを招集した。元フランス代表サミル・ナスリは負傷の影響からか今回も招集外となった。

今回の対戦では、セレッソ大阪時代に清武とチームメートだった乾との対決が注目されていたが、エイバルのルイス・メンディリバル監督は日本有数のテクニシャンの名前を18人のリストに入れなかった。

 スペインの地で対戦を夢見たふたりにとっては無情の戦術的判断となったが、清武はレギュラーの座を確固たるものにするために、ゴールやアシストなど目に見える結果で存在感を示すことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング