日本代表MF久保建英、レンタル先で実感した起用法の違い ソシエダ完全移籍に至った経緯を回想
SAMURAI BLUE応援プロジェクトの一環で久保×那須川のアスリート対談が実現
スペイン1部レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は、今季公式戦15試合で2ゴール1アシストの活躍を見せ、11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)へのメンバー入りにも注目が集まる。日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで公開された対談動画で、久保がソシエダへの移籍を決意した理由や、W杯への意気込みを語っている。
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11月にW杯という大きなイベントを控えるなか、JFA公式YouTubeチャンネルではSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)応援プロジェクト「新しい景色を 2022」の一環として、21歳の久保と同世代のアスリートである格闘家の那須川天心(24歳)の対談動画を公開した。
那須川から完全移籍を決めたきっかけについて問われると、「どこかで完全移籍のチームを決めないといけないと思っていた」と当時の心境を明かしている。
「レアル・マドリードから3年間違うチームに在籍していて(マジョルカ2回/ビジャレアル/ヘタフェ)、どうしてもレンタルだとチームの一員として上手くいかなくなった際に元々そのチームに籍を置いている選手が優先的に使われてしまったりする」
久保はレンタル先のプレーで起用法の違いを実感し、2022年にソシエダへの完全移籍に踏み切ったようだ。さらに移籍先にソシエダを選んだ決め手を2つ挙げている。
「僕のプレースタイルにすごく合っていたことと、何よりまず(ソシエダの)会長などが、直々に僕のことを欲しい、『3年間ずっと追いかけていたからぜひ来てくれ』と言ってくれた。そこまで欲しがってくれているのなら、ここでチャレンジしてみようと思った」
最後に、那須川からカタールW杯への意気込みを聞かれると「僕は(メンバーに)選ばれれば、選手として初めてのW杯になる。しっかりと爪痕を残して、久保建英の名前を世界に売り込める大会にしたい」と決意を新たに語っていた。