英国内にC・ロナウドの行き場なし? チェルシー、アーセナルなどが獲得拒否と英紙報道

マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

セリエAで首位に立つナポリが唯一、ロナウド獲得に関心か

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、来年1月の移籍市場でクラブを離れることを画策しているようだ。しかし、英紙「ザ・サン」は、すでにプレミアリーグの複数クラブが獲得を拒否したと報じている。

 ロナウドは10月19日に行われたプレミアリーグ第12節トッテナム戦(2-0)でベンチ入りし、出番がないまま迎えた後半45分すぎに、試合中にもかかわらず足早にドレッシングルームに引き上げたことが物議を醸した。これにより、22日の第13節チェルシー戦(1-1)でメンバー外となる処分を受けている。

 今夏の移籍市場でもユナイテッドを退団し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つクラブへの移籍を模索したとされるロナウドだが、エリック・テン・ハフ監督の率いるユナイテッドに残るつもりはないようだ。

 ロナウドの関係者は、すでにチェルシー、ニューカッスル、アーセナルに対して声をかけたという。しかし、「ザ・サン」紙の情報源は「チェルシーは夏にロナウドの獲得に関心を抱いていたが、すでに獲得リストから外れた。アーセナルとニューカッスルは、彼らの野心を満たすクオリティーをもたらすことを理解している。しかし、両クラブはクラブに与える大きな影響を危惧している」と、伝えたという。

 現在、最も可能性のある移籍先となっているのは、イタリアだという。セリエAで首位に立つナポリが、リーグ制覇とCLでの成功を目指すなかで、ロナウドを獲得することを検討しているものの、年俸や移籍金がネックになってくるようだ。

 昨夏に大きな期待とともにユナイテッドへ復帰したロナウドだったが、このまま悲しい形で両者の関係は終わってしまうのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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