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ジダンの監督復帰が間近? “匂わせ発言”に海外メディア注目「もう少しだけ待てばいい」
デシャン監督の後任として、カタールW杯後のフランス代表監督就任が有力視
元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏は2021年5月に、スペイン1部レアル・マドリードの監督を退任してからフリーの状況が続いている。選手としても輝かしいキャリアを送ったジダン氏は、監督としても前人未踏のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げた。現場復帰が期待されるなか、自身の去就について口を開いた。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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1998年に自国開催のワールドカップ(W杯)でフランス代表を初優勝に導き、1998年のバロンドールを受賞したジダン氏。2001年から所属したレアルでも、2001-02シーズンにCL制覇を果たすなど、数々のタイトルを獲得してきた。監督としても、CLの3連覇、FIFAクラブW杯2連覇を成し遂げて、2017年にはFIFA最優秀監督賞を受賞するなど、圧倒的な成功を収めている。
レアルの監督退任後は、ビッグクラブの監督が解任されるたびに、後任として名前が挙がる。本人は、これまでもフランス代表の監督を務めたい意向を公言しており、ディディエ・デシャン監督の後任の筆頭候補にも挙げられている。
そうしたなかで、「RMC Sport」の取材に応じたジダン氏のコメントを「デイリー・メール」紙が紹介。「監督のスーツが恋しいか? いいや、私は遠くないところにいる。もう少しだけ待てばいい。すぐだ。すぐ。私は監督の仕事から、そんなに遠くないところにいる」と語り、現場復帰が近いことを匂わせた。
では、どのチームで指揮を執ることになるのか。記事では、「レアル・マドリードは昨シーズン、リーグとCLの2冠を達成したカルロ・アンチェロッティ監督に満足している。PSG(パリ・サンジェルマン)も(クリストフ・)ガルティエ監督をサポートしている。マンチェスター・ユナイテッドも、エリック・テン・ハフ監督が就任した」として、「ヨーロッパ最大のクラブも、ジダン氏を惹きつけることはできない」と、クラブチームの監督就任には否定的だ。
まもなく開幕するカタールW杯後のフランス代表監督就任が最も近いように思えるが、果たしてジダン氏は、どのチームを率いることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)