ニューカッスルMFは「小さな奇跡の1つ」 圧巻のソロゴールを英称賛「サラーを思わせる」

ニューカッスルのミゲル・アルミロン【写真:Getty Images】
ニューカッスルのミゲル・アルミロン【写真:Getty Images】

ニューカッスルMFアルミロン、2戦連続の決勝ゴール

 イングランド1部ニューカッスルは現地時間10月23日、プレミアリーグ第13節でトッテナムとアウェーで対戦し、2-1で勝利した。この試合で決勝ゴールを決めたパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンを、現地メディアが「小さな奇跡の1つ」「オフ・ザ・ボールの模範的なプレーを証明」と絶賛している。

 アルミロンは、2013年に母国パラグアイでプロデビューを果たすと、アルゼンチン、アメリカでのプレーを経て19年にニューカッスルに完全移籍で加入。15年にはパラグアイ代表にも選出されており、これまで26試合に出場している。

 試合は、前半31分にFWカラム・ウィルソンが先制ゴールを奪うと、同40分にアルミロンが、DFライアン・セセニョンとDFクレマン・ラングレを交わして追加点を奪取。ニューカッスルが2点のリードで前半を折り返した。

 後半に入りホームのトッテナムが攻勢に出ると、後半10分にFWハリー・ケインが左サイドのコーナーキック(CK)から頭で合わせて1点差に。その後、トッテナムがゴールに迫るもニューカッスルが最少失点で抑えて2-1で勝利。勝ち点3を積み上げてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位につけている。

 2試合連続で決勝ゴールをマークしたアルミロンに現地メディアも注目し、英紙「デイリー・メール」では「ミゲル・アルミロンは、エディ・ハウがニューカッスルで起こした小さな奇跡の1つである」と称賛。また、ゴールシーンがリバプールでプレーするエジプト代表FWモハメド・サラーを彷彿とさせるゴールであったことを伝えた。

「スパーズ戦での美しいゴールは、ショーン・ロングスタッフが獲得したヘディングのルーズボールをアルミロンが拾い、ライアン・セセニョンのチャレンジを抑え、加速してペナルティーエリアに入った。サラーを思わせる素晴らしいソロゴールであった」

 今季これまですべてのリーグ戦に出場しているアルミロンはこの試合で6ゴール目を記録。変革を迎えたチームの上位進出に欠かせないキーマンになっている。

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