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指宿洋史の退場判定が取り消し ボールへタックル→レッドカードで波紋も…「明らかな誤り」と認定
前半39分のタックルで退場 本人も試合後には「みなさんどう思う?」とツイート
オーストラリア1部アデレード・ユナイテッドに所属するFW指宿洋史が現地時間10月23日、リーグ第3節・シドニーFC戦で1トップとして先発出場。2-2の引き分けとなったこの試合で、指宿は前半終わりのタックルでレッドカードとなったが、退場処分は取り消されている。
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現在31歳の指宿はスペインのジローナやレアル・サラゴサB、CEサバデル、セビージャなどでプレー。2014年夏にアルビレックス新潟へ加入し、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレ、清水エスパルスを経て、2022年1月にアデレードへ完全移籍した。
今季は公式戦で1得点を記録していたなか、シドニー戦でもスタメン出場となった指宿。前半のうちに1点を先制したアデレードだったが、同39分に指宿のスライディングがレッドカードの判定となってしまう。
しかし、このタックルはボールに向かい、相手の足には接触はしていないようにも見える。このシーンをオーストラリアのスポーツ専門局「FOX SPORTS」が取り上げ、「今まで見た中で最悪のレッドカードの1つ。両監督、“ジョーク”の判定に唖然…VARもそれを支持」と大きく見出しを打って紹介した。
試合終了後、指宿は自身の公式ツイッターを更新し、退場となった映像とともに「このタックルに対する私の意見は分かるかと思いますが、みなさんがどう思うかを知りたい。僕らのチームは素晴らしいパフォーマンスをしました。私たちはこの試合からもっと多くのことを得るに値したはずです」とファンへ投げかけていた。
アデレードは意見書を提出していたなか、オーストラリアのマッチ・レビュー・パネルは「レッドカードの判定には明らかな誤りがあり、申請を受け入れた」と発表。「レッドカードは取り消し、記録からも取り消される」との判断に、指宿も「この決定は嬉しい」と、出場停止処分とはならずにプレーできることを歓迎していた。