J2町田、青森山田高の黒田剛監督が新指揮官に就任 「『勝者のメンタリティ』はどのカテゴリーであっても、失われるものではないと信じています」
黒田氏は自身初となるプロの指導者に挑戦
J2のFC町田ゼルビアは10月24日、2023年シーズンより黒田剛氏が新監督に就任することを発表した。
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町田はランコ・ポポヴィッチ監督の下で通算4年目のシーズンを迎えたが、8月以降の失速。9月28日に今季限りで満了となって退任することが発表された。町田は最終的に、14勝9分19敗のリーグ15位でシーズンを終えている。
黒田氏は1994年に青森山田高のコーチを経て、翌95年に青森山田高の監督に就任。長期間にわたって指揮を執り、高校サッカー界きっての強豪の基盤を築いた。
■黒田剛監督コメント
「この度、2023シーズンよりFC町田ゼルビアの監督に就任することになりました、黒田剛と申します。約30年間、高校サッカーというステージで精一杯頑張って参りましたが、この度FC町田ゼルビアから大変魅力のあるオファーをいただき、新たな挑戦ができることをとても嬉しく思います。
FC町田ゼルビアのファン・サポーター、株主・パートナー企業、地域の方々、その他多くの関係者の皆さまにおかれましては、日頃よりFC町田ゼルビアを支え、熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。私はこれまでプロの指導者としての経験がなく、私の就任について不安を感じられることもあるかもしれません。ただ、長きに渡り培ってきた『勝者のメンタリティ』はどのカテゴリーであっても、失われるものではないと信じております。これからは、FC町田ゼルビアの勝利のために全力を尽くす所存です。
そして、皆様の想いは『J1昇格への道』にあると思っています。クラブ・選手・スタッフが一丸となり『夢(J1昇格)実現』のために、自分自身の全てをチームに還元し、ファン・サポーターの皆さまと一緒に喜びを分かち合う瞬間の実現を心から願っています。
FC町田ゼルビアに関わる全ての皆さまと一緒に町田を盛り上げていきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします」
(FOOTBALL ZONE編集部)