バルセロナがブラジル代表DF獲得に70億円を用意 クラブはネイマールに説得を依頼か
リオ五輪で金メダル獲得に貢献したCBマルキーニョス 今冬にもスペイン行きを決断
スペイン王者バルセロナが、最終ラインの新戦力として若きブラジル人DFに白羽の矢を立てている。フランス紙「レキップ」はパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョスの獲得に動くと報じた。
マルキーニョスは先日のリオデジャネイロ五輪で、ブラジル代表の不動のセンターバックとして金メダル獲得に貢献。キャプテンこそバルセロナからオーバーエイジ枠で参戦したFWネイマールが務めたものの、ロジェリオ・ミカレ監督はメンバー発表の段階で「ネイマールもマルキーニョスもキャプテンに相応しい」とコメント。精神的にもチームの中心選手であると評価していた。
22歳のマルキーニョスに対し、バルセロナは冬の移籍市場で6000万ユーロ(約70億円)を用意して獲得に動く姿勢を見せているという。また、バルセロナ側は五輪で金メダルをともに勝ち取ったネイマールとの信頼関係に注目し、ネイマールに対してマルキーニョスを説得するように依頼しているとも報じた。
ブラジル五輪代表のセンターバックでマルキーニョスとコンビを組んだDFロドリゴ・カイオも、冬の移籍市場で欧州ビッグクラブ行きが噂されている。2014年ブラジル・ワールドカップ準決勝でドイツに1-7という衝撃の敗戦を喫して以降、明るい話題が少なかったブラジル代表だが、次世代の最終ラインは期待の有望株が揃っている。果たしてネイマールと共闘した若きセンターバックは、スペイン行きを決断するのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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