J2最終節のロアッソ熊本戦に先発した中村、試合後にセルティックがSNSで反応

　J2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は10月23日のJ2最終節のロアッソ熊本戦に先発出場。後半15分までプレーし、現役ラストマッチを終えた。スパイクを脱ぐ“レジェンド”へ、古巣のスコットランド1部セルティックがSNSに惜別のメッセージを投稿した。

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　今月18日に引退を正式に表明した中村は熊本戦にキャプテンとして先発出場。得意のセットプレーからチャンスを演出するなど随所で“らしさ”を発揮。2-3と1点ビハインドの後半15分にFW伊藤翔との交代でピッチを去る際にはチームメート1人1人が駆け寄って言葉を交わし、スタジアムからは万雷の拍手が鳴り響いた。横浜FCはその後に逆転し、4-3で勝利を収めた。

　試合後、中村の古巣であるスコットランド1部セルティックは公式ツイッターで「セルティックのアイコンが今日、プロ生活にお別れを告げる」と、惜別のメッセージを投稿。併せて投稿されたセルティック時代のプレー集動画には、今もファンの間で語り草となっているマンチェスター・ユナイテッド戦での2本の直接フリーキック（FK）や宿敵レンジャーズとの「オールド・ファーム」で決めた鮮烈なミドルシュートなどが収められている。

　多くのファンに愛され、スコットランドでもレジェンドとして認められた中村。惜しまれながらも、26年間の華々しいキャリアに幕を下ろした。