シティのブラジル代表GK、“高精度ロングアシスト”…低弾道パスでゴール演出が海外で反響 「新しいプレーメーカー」
ピックフォード、アリソンに続いて今季プレミアリーグで3人目のGKアシストを記録
イングランド1部のマンチェスター・シティは、現地時間10月22日にプレミアリーグ第13節で日本代表MF三笘薫が所属するブライトンと対戦し、3-1で勝利を収めた。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの2得点とベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの圧巻ミドル弾が勝利を導いたが、そのなかでハーランドの先制ゴールを演出したGKエデルソンのアシストも脚光を浴びている。
0-0で迎えた前半22分だった。MFベルナルド・シウバからのバックパスを受けたエデルソンは自陣のペナルティーエリアから左足で前線へロングボールを蹴り込んだ。低い弾道のボールは最前線のハーランドが走り込んだ最終ラインの背後のスペースへピタリ。ハーランドはファーストタッチで飛び出してきたGKロベルト・サンチェスをかわし、カバーに入ったDFアダム・ウェブスターをなぎ倒してそのままゴールに繋げた。
相手DFをもろともせずまるで重戦車のようにゴールをこじ開けたハーランドもさることながら、エデルソンの高精度キックも見逃せないスーパープレーとして、SNSを中心に大きな反響を集めている。フットボールアナリストのスタットマン・ダイブ氏は自身のツイッターで、エデルソンがエバートンのGKジョーダン・ピックフォード、リバプールのGKアリソンに続いて今季プレミアリーグで得点をアシストした3人目のGKであることを伝え、「新しいプレーメーカーだ」と称賛した。
前節リバプール戦(1-0)でアリソンのロングパス1本からFWモハメド・サラーにゴールを決められた張本人であるエデルソンが、今度は自分が同じようにアシストを決めた。英メディア「Squawka」の公式ツイッターは、アリソン、エデルソンといずれもブラジル代表GKが1週間で立て続けにアシストを記録したことを受けて「ブラジル人GKは特別だ」と“GK離れ”した彼らの活躍を称えた。
昨季までシティでプレーしていた元ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル1部)も公式ツイッターで「なんてアシストだ」と同胞のプレーを絶賛。ゴールを守るだけじゃないエデルソンの活躍にスポットライトが当てられている。