久保建英は「ラ・レアルでベストの1人」 “幻ゴラッソ”などの好プレーを現地メディア評価「非常に活発」
バジャドリード戦で後半29分までプレー、豪快ミドルもVARで取り消しに
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間10月22日のラ・リーガ第11節でバジャドリードと対戦し、0-1の惜敗を喫した。リーグ戦7試合連続でスタメン出場した日本代表MF久保建英は、前半間際に豪快にネットを揺らすもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で取り消しになるシーンも。後半29分までプレーした日本人MFに対し、現地メディアでは攻撃面の貢献を評価している。
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久保は2トップの一角で起用され、FWカルロス・フェルナンデスと前線でコンビを組んだ。公式戦8連勝と好調のソシエダだったが、前半16分に1本のパスで抜け出したバジャドリードFWセルヒオ・レオンに決められ劣勢に立たされる。
反撃に出るソシエダは前半45分、中盤でのボール奪取からカウンターを開始。ペナルティーエリア手前まで上がった久保が相手をいなして左足で豪快にゴールニアにボールを突き刺し、追いついたかに思われた。
しかし、主審がVARと交信し、オンフィールドレビューでゴール前の接触プレーをチェックすると、直前の場面で味方のファウルがあったとして、ゴールは幻に。その後、久保は後半29分に交代しピッチを退いた。ソシエダは最後まで得点を奪うことができず、前半の1点に泣く形となった。
それでも、現地メディアの採点では久保を一定評価。スペインメディア「noticias de Gipuzkoa」では「非常に闘争心が強く、攻撃陣のあちこちに顔を出していた。素晴らしいゴールを決めたが、ズビメンディのファールにより無効となった」とゴールに向かう姿勢を評価した。その一方で、「調子を崩して終わることも目立った」と終盤のプレーへの物足りなさも指摘し、「6点」(10点満点)を与えている。
さらにスペインメディア「エル・デスマルケ」では「ラ・レアルでベストの1人」と紹介し、「7点」(10点満点)の評価に。「非常に活発である。ライン間で良いプレーをし、マーカーから離れた」と攻撃面での貢献を称賛していた。