工藤壮人さんへ古巣の海外2クラブも追悼 「いつも笑顔で現れた」「明るく照らす光だった」
MLSと豪1部の元所属クラブが公式サイトで声明を発表
J3テゲバジャーロ宮崎は10月21日、元日本代表FW工藤壮人さんが逝去したと発表した。32歳という若さでの突然の訃報に、海外の元所属先からもお悔やみの言葉が寄せられている。
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柏レイソルのアカデミーで育った工藤さんは2009年、同クラブのトップチームに昇格。国内メジャータイトルすべて(J1リーグ、天皇杯、ナビスコカップ=現ルヴァンカップ)で優勝を経験すると、16年以降は海外へも活躍の場を移している。同年に米メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスで、19年にオーストラリア1部リーグのブリスベン・ロアでそれぞれ1年プレーした。
21日にクラブから死去が発表されたことを受け、工藤さんのかつての海外所属先は公式サイトで声明を発表した。
バンクーバー・ホワイトキャップスは「クドウは親交のある人すべてから愛されていた」としたうえで、「彼は親切で慈悲深く、その笑顔はロッカールームを明るく照らす光だった」と故人の人柄を偲んだ。
ブリスベン・ロアは、ウォーレン・ムーン監督のコメントを掲載。ムーン監督は「彼(工藤さん)は本当に素晴らしいパーソナリティーの持ち主で、トレーニングにはいつも顔にまぶしい笑顔を浮かべて現れた」と思い出を振り返り、「悲しみの中にいる彼の妻と娘さんへお悔やみ申し上げます」と、工藤さんの家族へ思いを寄せた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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