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長友所属のインテルで早くも監督解任騒動が勃発! 次期指揮官候補に70歳の名将が浮上
週末ユベントス戦の結果次第で解任も。次期指揮官としてカペッロがスタンバイか
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の開幕戦でイスラエルの伏兵ハポエル・ベエルシェバにホームで0-2と敗れたインテルに、早くも監督解任騒動が勃発している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、次期指揮官としてファビオ・カペッロ氏がスタンバイしていると報じている。
インテルの監督人事は、すでにプレシーズンからドタバタ劇が演じられていた。昨季終了後にクラブの株式約70パーセントを中国企業に売却したものの、移籍市場での動きを巡ってロベルト・マンチーニ監督と新首脳陣が対立。リーグ開幕まで2週間を切った8月8日に事実上の解任とされる契約解除でマンチーニ監督を放逐。後任としてフランク・デブール監督を就任させていた。
しかし、そのデブール監督に率いられたチームは苦戦が続いている。リーグ戦では開幕3戦で1勝1分1敗の勝ち点4にとどまり、このEL開幕戦を落とした。リーグ戦での初勝利となった先週末のゲームも、昇格組のペスカーラを相手に後半32分まで0-1のビハインドを背負い、エースのFWマウロ・イカルディによる意地の2ゴールでやっと勝利を収めるなど、芳しくないゲーム内容が続いている。
そのため、すでにデブール監督には去就問題が勃発。今週末に開催される“イタリア・ダービー”とも呼ばれる王者ユベントスとの一戦はターニングポイントとなるゲームとされ、結果次第では解任と報じられている。3年契約で就任したデブール監督だが、その契約条項の中には150万ユーロ(約1億8000万円)を支払えば、インテルは一方的に契約を解除できるという項目が含まれているという。
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