「チャンスを与えるのか」 鎌田大地のW杯メンバー入りに海外太鼓判「監督が無視することは難しい」

フランクフルトMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトMF鎌田大地【写真:Getty Images】

今季はブンデスリーガで6得点3アシストを記録

 日本代表は今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)で、ドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。本大会登録メンバー26人は11月1日に発表される予定のなかで、米スポーツ専門局「ESPN」は“株を上げている選手”としてMF鎌田大地(フランンクフルト)を挙げている。

 森保ジャパンはメンバー発表前最後のテストマッチとなった9月シリーズでアメリカ戦に2-0で勝利、続くエクアドル戦は0-0のドローという形で終えた。11月1日には日本代表メンバー26人が発表される。

 米スポーツ専門局「ESPN」は「ワールドカップ・ストックウォッチ」と題し、W杯出場国で直近の活躍によって代表チーム内で株を上げた選手、下げた選手を紹介。日本の注目選手にはアメリカ戦でゴールをマークし、今季ブンデスリーガでも6得点3アシストを記録している鎌田の名前が挙がった。

「主力攻撃陣の調子とフィットネスに疑問符がつくなか、森保監督が鎌田大地を無視することは難しくなっている。たとえこの26歳が、まだ先発メンバーの座を確保できていないとしてもだ。フランクフルトの司令塔の1人として、今季チャンピオンズリーグ(CL)にも挑戦するチームの中でより大きな責任を担っている」

 記事では、一時代表招集から離れた時期があったなかで、一気に調子を上げてきた鎌田を森保一監督がどのように使うかを鍵としている。

「日本代表がワールドカップでどの程度の結果を残すかは、森保監督がどれだけ試行錯誤を重ねることに寛容であるかにかかっている。間違いなく結果を残してきたお気に入りの先発メンバーがいるが、大会に向けて彼らの調子は下向きだ。鎌田のような選手に相応しい主役となれるチャンスを与えるのかどうか。たとえこれまでそれを証明できていなかったとしても、注目が集まる」

 9月シリーズでは4-2-3-1のトップ下として輝きを放った鎌田。26人入りを果たし、カタールの地での活躍が期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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