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カタールW杯「欠場濃厚」ベスト11 英メディア選出…ポグバ、カンテら各国の主力級がずらり
怪我でワールドカップ欠場濃厚のスター11人を英紙「ザ・サン」が選出
カタール・ワールドカップ(W杯)の開幕まで約1か月。選手にとって、このタイミングでの負傷は、4年に一度の祭典への出場の道を閉ざすことを意味してくる。英紙「ザ・サン」は、負傷によってW杯欠場が有力となった選手たちによるベスト11を選出し、スターの欠場を惜しんでいる。
守護神はイタリア1部アタランタに所属するアルゼンチン代表GKフアン・ムッソ。9月18日に行われたセリエA第7節のASローマ戦で味方と接触し、頬骨骨折の重傷を負った。すでに手術を行ったが、カタールW杯には間に合わない見込みだという。
ディフェンス陣4名のうち、イングランド1部アストン・ビラのフランス代表DFブバカル・カマラは膝の靭帯損傷、スペイン1部FCバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホは、9月の代表活動で右足大腿部の内転筋を痛めたことにより、W杯を欠場する可能性が高いと報じられている。
さらに、アストン・ビラのフランス代表DFリュカ・ディニュは9月の代表活動で追加招集された翌日に左足首を負傷。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合中に負傷したイングランド1部チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズもW杯欠場となる可能性が高い。
中盤の選手では、前回W杯優勝に大きく貢献したフランス代表MFポール・ポグバとMFエンゴロ・カンテが不在となるか。膝を負傷していたポグバは復帰に近づいているという報道がある一方で、カンテはハムストリングスの手術を行ったことで、欠場が決定的となった。また、イタリア1部ASローマへ加入した直後に負傷したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムも、腓骨骨折により年内の復帰は不可能とされている。
前線では、イングランド1部ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスがグロインペイン症候群と呼ばれる下腹部、恥骨、股関節の故障に悩まされている。また、ウルブスのチームメイトであるポルトガル代表FWペドロ・ネトも、今月1日のプレミアリーグ第9節ウエストハム戦で足首の外側靱帯を痛めて手術を受けており、W杯の欠場が決定的だ。
そして、最後の1人に挙げられたのがイングランド1部リバプールのポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。16日に行われたプレミアリーグ第11節のマンチェスター・シティ戦との大一番でふくらはぎを負傷し、自らのSNSを通じてW杯絶望となったことを発表している。
W杯への出場が叶えば、大会の結果も変わりそうなビッグネームも含まれている今回の11人。活躍が期待されるスター選手たちの中から、これ以上、負傷離脱者が増えないことを祈るばかりだ。