板倉は「ランニング開始」、浅野も「だいぶ回復」 日本代表スタッフが怪我人状況へ見解、W杯へ「なんとか行ける状態に…」
「怪我人がなく、僕の仕事がないことが一番いい」
中條氏は、10月16日からドイツのデュッセルドルフに入り、左膝内側側副靱帯を部分断裂した板倉と右膝の内側側副靱帯断裂した浅野のケアを行っているという(怪我の状態はクラブ公式発表によるもの)。ともに保存療法で復帰を目指しているが、2人の状態について中條氏は「2人とも同じような時期、9月中旬に負傷をしました。治りは、板倉のほうが早い。浅野もだいぶ回復している。板倉はチームのSNSに映像が出ていたように、ランニングも開始できた。浅野も少しずつ回復している。なんとかW杯に行けるような状態に持っていければと思う。所属チームの方針も加味しながら、やるべきことをやっていきたい」と、可能な限り早期復帰に向けて、手助けを続ける意向を語っている。
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今回の大会は、これまでの中4日ではなく、中3日で行われるため、選手たちの疲労が蓄積しやすい。また、登録人数が23名ではなく26名になったことから、負傷を抱えているものの大会期間中に復帰できる可能性がある選手がメンバー入りすることもあり得る。「怪我人がなく、僕の仕事がないことが一番いい」と言う中篠氏だが、理学療法士の活躍も今大会は大きなカギを握ることになるかもしれない。