吉田麻也所属のシャルケ、クラマー監督を解任 「大幅な改善が必要」とクラブ声明発表

解任となったフランク・クラマー監督【写真:ロイター】
解任となったフランク・クラマー監督【写真:ロイター】

「W杯中断前までに可能な限り勝ち点が必要」とシュレーダーSDがコメント

 日本代表のキャプテンであるDF吉田麻也が所属するドイツ1部シャルケは、10月19日にフランク・クラマー監督を解任したことをクラブの公式HPで発表した。

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 昨シーズン、ブンデスリーガ2部を制し、1年での1部リーグ復帰を果たしたシャルケだったが、1部残留を目標に掲げた今シーズンは1勝3分6敗で自動降格圏の17位となっている。10月15日のブンデスリーガ第10節ホッフェンハイム戦に0-3で敗れたシャルケは、19日のポカール杯2回戦でもホッフェンハイムに1-5と大敗を喫した。

 そんななかシャルケは、クラマー監督の解任を決定。リリースのなかで、ルーベン・シュレーダーSDは、「昨シーズン、昇格を果たした私たちは、新シーズンの目標をブンデスリーガ残留としていた。最近まで私たちは現在の監督の下で、この状況を好転できると自信を持っていた。しかし、変化を加えないといけないポイントに到達したと感じている。ワールドカップ開催により通常より長い中断期間を前に、私たちは勝ち点を重ねるとともに、可能な限り良い順位に押し上げ、クラブにとって極めて重要になるシーズン後半戦につなげなければいけない」と、声明を発表している。

 競技部門取締役のペーター・クネーベル氏は、「最近の私たちのプレーぶり、特にレバークーゼンとホッフェンハイムとのアウェーゲームでのパフォーマンスは、シャルケにふさわしいものではなかった。この分析結果から見えるのは、監督個人だけの責任ではない。私たちはブンデスリーガに残留するという今季の目標を達成するために、すべての面で大幅な改善が必要だ」と、コメントしている。

 なお、クラマー監督の後任は決まっておらず、クラブはアシスタントコーチが19日の練習を指揮することを発表している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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