ドルトムントの2列目に香川の新ライバルが台頭 ゲッツェも凌駕した“左利きの万能アタッカー”

2列目で最もパスを受けたゲレイロ

表2

▲【表2】ドルトムントの上位パスルート(10本以上/矢印横はパス数)

 そのなかで、相手にとってより危険な存在となっていたのが、左インサイドハーフに抜擢されたゲレイロだった。ポルトガル代表の左サイドバックとして今夏の欧州選手権優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選出されたが、その高度なテクニックとマルチな才能はトーマス・トゥヘル監督にも高く評価されているようだ。この試合でも4-1-4-1の2列目に並んだ4人のなかで最も多くのパスを受け、左利きのプレーメーカーとして振る舞った[表2参照]。

GK 38ビュルキ

DF 5バルトラ/25ソクラティス/26ピシュチェク/29 シュメルツァー

MF 7デンベレ/10ゲッツェ/13ゲレイロ/22プリシッチ/33ヴァイグル

FW 17オーバメヤン

 

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