長友佑都、4大会連続のW杯出場へ 強豪国ドイツ&スペインとの対戦「嬉しかった」

息子の憧れになることが目標「『長友佑都のようになりたい』と言ってもらえるように」

 チームとしては初のベスト8進出を目指す今大会。長友には個人的な目標もある。息子の憧れになることだ。

「一番上の子は4歳、5歳くらいになる。父親が何をしているか分かってきはじめている。ただ、『サッカー選手になりたい』という夢を持ち始めたきっかけは、父親を見てからではなくて、ブラジル代表のネイマールを見てからだった。今も、FC東京の試合も見に来ていますが、父親・長友佑都ではなくて、『アダイウトンになる!』と言っている。寂しさもあるが同時に見る目があるなと。父親より素晴らしい選手を目標にしているのは嬉しく感じているが、W杯で数々の名プレーヤー、ビッグプレーヤーと対戦するので、観戦しに来る息子に『長友佑都のようになりたい』と言ってもらえるように頑張りたいと思います」

 長友の息子が、憧れの選手として父親の名前を挙げるような活躍を見せていれば、きっと日本も目標に近づいているはず。自身の周りのすべての事象をモチベーションに変え、ベテランDFは前人未到の記録達成だけでなく、新たな歴史を切り開くためにカタールの地を目指す。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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