躍動した“香川ライバル”コンビ 「良い選手は理解し合える」とドルト強化責任者も絶賛

CLワルシャワ戦で好アピールを見せたゲッツェとゲレイロ

 ドルトムントは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦でレギア・ワルシャワと対戦。敵地に乗り込んだ一戦で6-0と圧勝した。ミヒャエル・ツォルクSDはこの試合、中盤センターで揃って先発したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとポルトガル代表MFラファエル・ゲレイロのコンビを絶賛している。独紙「キッカー」が報じた。

 ドルトムントは開始7分にゲッツェのヘディングシュートで先制すると、前半だけで3点の大量リードを奪った。後半6分にはゲレイロが得意の左足でネットを揺らすなど、さらに3点を加えて21シーズンぶりのCL本戦出場を果たしたポーランド王者を粉砕している。

 日本代表MF香川真司は足首の負傷から回復してベンチ入りしたが、出場機会は訪れなかった。香川と同ポジションである4-1-4-1システムのインサイドハーフで出場したゲッツェとゲレイロの2人がピッチで躍動したことに、ツォルクSDも好印象を受けたようだ。

 ポルトガル代表として今夏の欧州選手権優勝メンバーとなったゲレイロは左サイドバックとして評価を高めているが、マルチな才能を持つレフティーはワルシャワ戦に左インサイドハーフとして出場した。昨季は香川の定位置だったこのポジションで1得点1アシストを記録。セットプレーのキッカーとしても優秀であることを証明した。ツォルクSDは「彼はポジションを固定する必要がない。多くのポジションでプレーできるんだ」とその多才ぶりを称えている。

 

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