名将モウリーニョが見解、ベンゼマの“評価アップ要因”とは?「バロンドール受賞が当然になる」
かつてレアルを率いた“スペシャルワン”が、ベンゼマのバロンドール受賞に言及
スペイン1部レアル・マドリードで活躍するフランス代表FWカリム・ベンゼマのバロンドール初受賞を受けて、かつてレアルを率いたジョゼ・モウリーニョ監督(現ASローマ)のコメントを英紙「デイリー・ミラー」が紹介。“スペシャルワン”はかつての教え子の“チーム精神”を受賞理由の1つに挙げている。
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ベンゼマは昨季のラ・リーガで得点王(27ゴール)に輝くなど、抜群の決定力でゴールを量産。レアルのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ラ・リーガ制覇へ導いたほか、フランス代表としてもUEFAネーションズリーグ(NL)優勝にも貢献した働きが評価され、史上2番目の年長記録となる34歳でバロンドール初受賞となった。
かつてレアルを率いたモウリーニョ監督は、教え子のバロンドール受賞について「カリムは素晴らしい性格を持ち、人格者で、チームプレイヤーだ。彼は自分自身や、バロンドールに執着しているわけでもない」とコメント。“フォア・ザ・チーム”に徹する姿が受賞理由の1つであることを強調したうえで、「バロンドール受賞が当然になるようなやり方で、多くのことをやってのけるチームプレイヤーなんだ」と絶賛した。
一方のベンゼマも「チームメイトの努力なくしてこの栄誉はあり得なかった。バロンドールは個人的な賞だけど、僕の受賞を助けてくれたみんなのための賞でもあるんだ」と、チームメイトへの感謝の思いを口にしている。
今季は怪我で出遅れたなか、現地時間10月15日に行われたFCバルセロナとのエル・クラシコでは先制ゴールをマークし、勝利に貢献したベンゼマ。首位に立つチームのエースとして今季も得点を量産し、フランス代表として11月に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)での活躍にも期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)