アーセナル冨安、CB起用浮上 左SBで直近2試合フル出場…PSV戦で“新たな役割”の可能性
ELでPSVと対戦、CBガブリエウの代役へ冨安の名前が浮上
イングランド1部アーセナルは現地時間10月20日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節延期分でオランダのPSVと対戦する。グループ最大のライバルと目される相手との大一番となるが、日本代表DF冨安健洋はこの試合で再び“新たな役割”を任されることになるかもしれないと地元メディアが予想している。
ふくらはぎの負傷で出遅れた今季はプレミアリーグで開幕から途中出場が続いていた冨安だが、直近の2試合では先発フル出場。それも昨季からの定位置だった右サイドバックではなく左サイドバックとして起用され、サイドを問わずプレーできる能力を示した。
EL第4節はグループステージ最大のライバルの目されるPSVとの対戦となる。英メディアは「フットボール・ロンドン」は過密日程が続くなかで、ミケル・アルテタ監督が一部メンバーの入れ替えを行うと予想。「ティアニーの復帰、冨安の新役割」と冨安が今度はセンターバックとして起用される可能性を指摘している。
ここまでセンターバックの一角を務めているDFガブリエウ・マガリャンイスはプレミアリーグで全10試合、ELで2試合に先発出場と開幕からピッチに立ち続けており、PSV戦では休養が予想されている。その際に「最も競争力がある代役」として冨安の名前が挙がった。
冨安の左サイドバックでのパフォーマンスについて、同メディアは第10節リバプール戦(3-2)では対峙した相手のエースFWモハメド・サラーを封じ込めるなど「素晴らしかった」と評した一方で、第11節リーズ・ユナイテッド(1-0)では「苦しんでいた」とした。PSV戦ではDFキーラン・ティアニーがスタメンに復帰することが有力視されている。
抜群のユーティリティー性を発揮してチームに貢献している冨安。PSV戦では日本代表ではおなじみのセンターバックとしてプレーすることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)