34歳でのバロンドール受賞を祝福、さらなる成功へエール

　スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが今年のバロンドールを受賞した。フランスのレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏はかつての教え子であるベンゼマを「フランス史上最高のストライカー」として受賞を祝福した。

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　昨シーズン公式戦44得点を決めてレアルの2冠（ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ）達成に大きく貢献したベンゼマ。34歳でのバロンドール受賞は初代受賞者の元イングランド代表FW・スタンリー・マシューズ氏に次ぐ歴代2番目の年長記録となる。年を重ねるごとに凄みを増したストライカーがついに栄誉ある個人タイトルを手にした。

　ベンゼマはフランス人選手としては1998年のジダン氏以来24年ぶりの受賞となる。授賞式ではそのジダン氏からバロンドールが手渡された。フランスのサッカーニュースサイト「Get French Football News」によれば、ジダン氏は仏紙「レキップ」で元教え子のベンゼマについて次のように語ったという。

「フランス史上最高のストライカー？　誰にもお気に入りの選手がいるだろう。ある人はジャン・ピエール・パパンと答えるだろうし、ミシェル・プラティニと答える人もいるだろう。私にとってはカリムだ。私は彼を近くで見てきた。彼にそれだけの価値があることを知っている。いずれにせよ、彼は受賞に値するよ。レアル・マドリードでもフランスでもさらに記録を作り、フィールド上で輝き続けることを願っている。彼はもっと高いところへ行ける」

　歴代の名選手とともにプレーしてきたジダン氏だが、教え子でもあるベンゼマをフランス史上最高のストライカーとして称賛。そしてさらなる成功へエールを送った。