アーセナル監督、リーズ戦完封勝利でチームを絶賛 「前半は別格」「絶え間ない情熱を持ってプレー」
リーズを1-0で下して4連勝
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間10月16日のプレミアリーグ第11節でリーズ・ユナイテッドに1-0で勝利した。これで4連勝となり、首位の座をキープ。快進撃が続くなかで、ミケル・アルテタ監督はチームの戦いぶりを称賛している。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
試合開始直後に通信機材のトラブルによって約40分の中断が余儀なくされたこの一戦。アーセナルは前半35分にMFマルティン・ウーデゴールのアシストからFWブカヨ・サカがネットを揺らして先制。後半はリーズに主導権を握られたものの、粘り強い守備と相手のPK失敗にも助けられ、失点は許さなかった。
試合終了間際にはDFガブリエウ・マガリャンイスがFWパトリック・バンフォードへのファウルでPK献上とレッドカードの判定を下される場面があったものの、これらはオンフィールドによって取り消しとなった。肝を冷やす試合展開だったが、1-0で逃げ切った。日本代表DF冨安は左サイドバック(SB)として先発してフル出場。終盤には右サイドにポジションを移してプレーした。
チームを率いるアルテタ監督は、試合後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで「前半の我々は別格で2、3点差をつけてもおかしくなかった」と試合を振り返った。そして、勝負強さを見せたチームを「絶え間ない情熱を持ってプレーし、勝つための方法を見出したことは本当に素晴らしい」と絶賛した。
「これは特別な勝利だ。決して偶然ではなく、選手たちの目に映る勝利や競争への意欲を表す勝利だ。多くの選手が2日前にノルウェーでプレーし、金曜日に戻ってきたばかりだったが、それでも勝利を目指して戦った選手たちは称賛に値する」
これでリーグ戦10試合を終えて9勝1敗。同日、リバプールに0-1で敗れた2位マンチェスター・シティに4ポイント差をつけて首位を走っている。アルテタ監督の下で“ガナーズ”が快進撃を続けている。