イタリア語苦手の本田が“ある理由”でミラン主将に接近? 地元紙は「関係構築のために利用」
イタリア語でコミュニケーションを取れない
本田は9月1日のワールドカップアジア最終予選のUAE戦を前にした代表合宿でこう語っていた。
「もう少しアプローチを変えないと(ポジションを)取れないと思う。基本、イタリア語でコミュニケーションを取れないので、僕から寄っていくことが少ないんですけど、ちょっとだけ(英語を)喋れる(リッカルド・)モントリーボとかを使ってコミュニケーションを取ろうと。でも、しようとするところまでいっていないんで、そういうことも考えようかなと思っている」
開幕2試合でスタメン落ちとなり、出番は訪れなかった。ウディネーゼ戦では後半途中から出場し、FWバッカに好クロスを供給したが、チームは本田投入後に不運な失点を喫して敗れている。モンテッラ監督は試合後のミーティングで激怒し、選手たちに向かって「魂を見せろ」「先発を名前で選ばない」と言い切っている。
昨季1得点3アシストと凡庸な成績に終わった本田は、周囲とのコミュニケーションの重要性を再認識しており、キャプテンを通じて同僚との距離を縮めようとしているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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