ハノーファー時代に10番を背負い、清武の中で新たな思いが芽生え始める

　セビージャの日本代表MF清武弘嗣が9月13日にオフィシャルブログを開始した。同日夜に「いよいよ…」と題した初ブログをエントリー。「初投稿になります。これから、Instagramやtwitter、そしてblogを通して自分の気持ちだったり近況だったりを知ってもらえたらなと思います」と思いを綴った。

　また、現地時間14日夜（日本時間15日3時45分）にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第１節の敵地ユベントス戦を控えるなか、次のように記している。

「さて、明日からCLが始まります。僕がCLを意識し始めたのは、去年Hannover96で10番を背負わせてもらってからです。それまでは試合は見ていましたが、自分がCLになんか出れるはずがないと思っていました」

　ハノーファー時代に10番を背負い、新たな思いが芽生え始めた。そして「CLに出れるはずがない」という思いは一転、「CLに出なければ」と感じるようになったという。

「でも、昨シーズン10番を背負わせてもらい自分の中で責任感だったり、もっと成長したい、強くなりたい、上手くなりたいといつも以上に感じる事ができました。そして、ヨーロッパに来たからにはCLに出なければとも強く思うようになりました」

　ヨーロッパに渡って５年目を迎え、清武は「ドイツでの4年間は自分の中では成長した面もあれば、チームを残留させる事が出来なくて不甲斐ない面もあったと思います」と振り返りつつ、「しかし、ドイツでの4年間は無駄ではなかったと思っています。4年間感じた事、経験した事で今の自分がいると思うし、Sevillaというチームに移籍できたと思っています」と成長を実感している。