「信じられない」「馬鹿げてる」 バルサのクラシコ特別版“フクロウ”ユニフォーム、非難の声が拡大「このクラブを憎む」
スポンサー契約の一環で従来とは異なるロゴデザインのユニを着用予定
スペイン1部FCバルセロナは、今週末(10月16日)に開催されるレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で、特別版ユニフォームを着用。スポンサー契約の一環で従来とは異なるロゴが前面に入ったシャツを身に纏うなか、デザインへの不評も相まって「信じられない」「馬鹿げてる」と、非難の声が広まっている。
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クラブの発表によると、敵地サンチャゴ・ベルナベウでの一戦でバルサのユニフォームはグラミー賞を4度受賞したカナダ人ラッパー・ドレイクのレーベルロゴをシャツの前面に施した1着を身に纏うという。これは音楽ストリーミングサービス「Spotify」と新たに結んだスポンサー契約の一環で、バルサの公式サイト上では「ドレイクが(Spotifyで)500億回再生された最初のアーティストとなったことを祝うため」と、理由が明かされている。
特別版ユニフォームは“ブラウグラナ”(青とえんじ)のユニフォームは変わらずも、前面には従来の「Spotify」ロゴではなく、ドレイクのレーベルロゴであるフクロウのシルエットが前面にあしらわれた1着。そのデザインへの不評の声は相次いでおり、スポンサー絡みの取り組みとあって非難の声は広まっているようだ。
バルサのクラシコ特別版ユニフォームは海外メディアで続々と話題になっているなか、スペイン紙「マルカ」の公式SNSも注目し、「ジャージに歌手へのオマージュを捧げるのは、これが初めてとなる」と紹介。すると、インスタグラムのコメント欄には「信じられない」「何をしたいのか分からない」「このクラブを憎む」「馬鹿げてる」「バルセロナはもう勝てない」といった不評の声が上がっている。
バルサと言えば、かつてユニフォームの胸に企業ロゴを入れないスタンスを貫いていたが、その伝統は破られ近年はユニセフ(UNICEF)やカタール財団(Qatar Foundation)、カタール航空、楽天のロゴが刻まれてきた。そんななかで、今回の“エル・クラシコ”では一風変わったロゴ入りの特別ユニを着用。レアルとの宿敵対決で、バルサは最高の結果を得られるだろうか。