すでに確執の兆し!? ムヒタリアンが起用法に不満を募らせ英紙も「モウリーニョにイライラ」

本人が望むのは本職・トップ下でのプレー

 ドルトムント時代のムヒタリアンは4-3-3の右を主戦場としていたが、プレースタイル的には純粋なサイドアタッカーのそれではない。2010年から13年まで所属していたシャフタール・ドネツクでは不動のトップ下に君臨し、ドルトムントでも状況に応じて中央でプレーし、多くのチャンスに関与。昨季は公式戦52試合で23得点32アシストという驚異的な成績を残した。

 ユナイテッドではドルトムント時代と同様に右サイドで起用されているが、ここまでは不発に終わっている。本人が望んでいるのはサイドではなく、“10番”と表現されるトップ下であり、いわば本職での起用を切望しているようだ。

モウリーニョ体制のユナイテッドにおいて、主将FWウェイン・ルーニーがトップ下に定着している。ドルトムントで背番号「10」を背負った男は、このままベンチに埋もれてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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