アーセナルのトップ4入りに懐疑的? プレミア序盤戦で好調も…元英代表が“劣勢”を指摘「大仕事になる」

アーセナルの今後に見解【写真:ロイター】
アーセナルの今後に見解【写真:ロイター】

ユナイテッドOBネビル氏、アーセナルの来季CL出場権獲得は困難との考え

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、今シーズンのプレミアリーグで首位に立っている。好調なスタートを切ったクラブには、7シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が期待されるが、マンチェスター・ユナイテッドOBの元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、9試合を終えて首位に立つクラブが今季もCL出場権を逃すと考えているようだ。英紙「メトロ」が報じている。

 アーセン・ベンゲル監督時代のアーセナルはCLの常連だったが、2016-17シーズンを最後にその舞台からは遠ざかっている。昨シーズンはシーズン終盤までCL出場権を争っていたものの、今年5月12日のトッテナムとの直接対決に0-3で敗れると、そこから失速。最終的にトッテナムに4位の座を譲り、UEFAヨーロッパリーグに回ることとなった。

 2022-23シーズンは第10節を終えて8勝1敗で首位に立っているアーセナルだが、ネビル氏はこのまま上位4チームに入ることについて、懐疑的だという。

 今シーズンの出足に躓き、8試合を消化して2勝4分け2敗で10位のリバプールについて、「上位4チームに入らないと思う」と話した元イングランド代表DFは、その流れで首位に立つアーセナルについても言及した。

「同じようにアーセナルも、上位4チームからは外れると思っている。でも、今はそのことについては言わないでおくよ。アーセナルのファンに幸せでいてもらいたいからね!」と前置きをして、「トッテナム、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、それにリバプール。こうしたチームがいるなかで、アーセナルにとって(上位4チームに入ること)は大仕事になる」と、自身の見解を述べている。

 昨シーズンの開幕前に獲得した若い選手たちがチームに溶け込み、さらに今シーズン加入したブラジル代表FWガブリエル・ジェズスらも結果を出し、良い状況にあるように見えるアーセナルだが、ネビル氏の予想は的中するだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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