アーセナル冨安が「最終ラインのどこでもプレーできる」 全3ポジション対応のユーティリティー性を英評価「多才」

アーセナルDF冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルDF冨安健洋【写真:ロイター】

今季プレミア初先発のリバプール戦ではサラーを封殺

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間10月9日に行われたプレミアリーグ第10節リバプール戦にフル出場して3-2の勝利に貢献。16日のプレミアリーグ第11節リーズ・ユナイテッド以降の起用にも注目が集まる。英メディア「GIVE ME SPORT」は、「最終ラインのどこでもプレーできる素晴らしい選手」と評価している。

 冨安は今季、怪我で出遅れた影響でリーグ戦では試合終盤のわずかな時間での出場が目立っていたなか、リバプールとのホームゲームで左サイドバック(SB)としてリーグ戦スタメン復帰。すると、強豪相手にも堂々たるパフォーマンスを示し、相手のエースFWモハメド・サラーとのマッチアップで完封するなど、安定感抜群のプレーで勝利に貢献した。

 プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を平行して戦う状況もあり、今後の起用法に注目が集まるなか、記事では「(監督のミケル・)アルテタは、モハメド・サラーの攻撃の脅威に対応すべく、左サイドバックに多才な冨安を起用した。冨安は間違いなく最終ラインのどこでもプレーできる素晴らしい選手だが、リバプール戦前はプレミアリーグでスタメンはなかった。キャリアを通じて左SBでの出場は5回目だ」と状況について触れている。

 16日にはリーズ戦を控えるが、冨安はレギュラー奪取へさらにアピールできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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