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「モウリーニョ時代は世間から憎まれていた」 レアルDFが同胞監督の“嫌われ者”ぶりを告白
ジダンは「ピッチで起こることを予期できる」
だが、人格者として有名なカルロ・アンチェロッティ監督が2013-14シーズンに就任すると、“白い巨人”はスペイン国内の愛情を取り戻した。イタリア人指揮官の下でクラブ10度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成し、昨季はラファエル・ベニテス前監督の下では一時迷走したが、ジネディーヌ・ジダン監督就任後に再び急浮上した。
「モウリーニョとの間に起きたことは過去のこと。今、自分は力強く乗り越えた。マドリードでは高いレベルを維持しているんだ」
ポルトガル人指揮官との暗黒時代をこう振り返ったペペは、「モウリーニョとジダンは全く違うんだ。対極とも言えるね。どっちが悪くて、どっちが良いということではないけれどね。モウリーニョは経験豊富な監督で、偉大なクラブで選手を指導してきた。ジダンは昨季リーガで監督業をスタートさせたばかり。でも彼は現役時代、最高のレベルでプレーしていた。だから、ピッチで起こることを予期できるんだ。ジダンは選手だったから、我々の考えも理解できる。マドリードで輝けるキャリアを送っている。ここのプレッシャーの厳しさを考えたら、ことさら素晴らしいよ」と語った。
比較はしないと言いながらも、ペペは選手の気持ちを理解し、フィールド上での試合の推移を予測できるジダン監督のことを、あからさまに持ち上げていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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